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グローバルユニオン

2017年3月16日 第255号
ITF、日本の組合の対ウーバー抗議運動を支援(2017年3月16日)

3月7日、ITFに加盟する全自交労連、交通労連、私鉄総連が東京で抗議集会を行い、雇用と安全を脅かすと考えられるライドシェアサービスの合法化と闘う決意を表明した。
瀧勝次ITF東京事務所代表と浦田誠ITF内陸運輸部長も、集会に結集した400名以上の人々に加わった。その他にも、日本の国会議員やタクシーの使用者団体の代表も出席し、講演を行った。
集会では、政府が成長戦略の一環として、ライドシェア経済を促進させようとしていることに対する強い懸念を表明する声明が採択された。ライドシェアサービスは、人口減少や高齢化といった問題を抱える地方に進出しようとしているが、これにより、これまで地方の自治体、交通事業者、乗客が行ってきた、持続可能な公共交通を構築しようとする努力が水の泡となる。
集会に出席した連立与党の代表者は挨拶の中で次のように述べた。「国土交通大臣もライドシェアには反対している。この問題では与野党が対立しているのではない。我々全員が内閣に反対しているのだ」
浦田誠・内陸運輸部長も講演し、例えば、アルゼンチンデンマークインド、カタールなど、世界中の労働者や組合の、ウーバーおよびウーバーに類似する企業との闘いをITFがいかに支援してきたかを説明した。浦田部長はまた、ウーバーは21世紀の技術を使っているが、19世紀の労働条件を促進しており、このようなビジネスモデルは阻止しなければならない点を強調した。
集会に参加した組合は、その後、ライドシェア反対の署名135,200筆を衆参両議院に提出した。


「ウーバーノミクス」労働者が直面する脅威に関してITFが開催した国際会議の記事(英語):
http://www.itfglobal.org/en/news-events/news/2016/september/itf-unions-tackle-ubernomics-threat-to-workers/

ウーバーに関して最近出された英裁判所の判決について(英語):
http://www.itfglobal.org/en/news-events/press-releases/2016/october/joint-itucitf-press-release-global-union-organisations-welcome-uk-uber-ruling/

タクシー労働者を支援するために組合ができることについて(英語):
http://www.itfglobal.org/en/transport-sectors/urban-transport/in-focus/taxis/
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ITF、日本の組合の対ウーバー抗議運動を支援(2017年3月16日)
 
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