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No.17/2003 |
■読者からの手 |
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紙優れた出版物
私は、SB第16号を表紙から裏表紙まで読み終わったばかりですが、私がこの本によってどんなに感動したかをお伝えしたくてペンをとりました。いずれの記事も内容が良く、私の興味をひきつけ、ページからページへと読みつづけました。多様なテーマの、豊かな情報の流れが、今日の海運業界の正義と悪の状況を端的に反映させ、どんな読者にも理解できるように提示されています。一層の発展を祈ります。
米国、メリーランド州、パイニーポイント
ポール・ホール海事センター、
訓練局長、ウイリアム・イングリントン |
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ITFへの感謝状
ブラジルのウクライナ大使館およびエターナルラブ1号の乗組員を代表し、船主によってガイアナに放棄された13人のウクライナ人船員の本国送還についての、ITFによる粘り強いご尽力とご支援にたいし、心からの感謝を申しあげます。
ITFの方々による熱心な貢献と努力がなければ、乗組員の立場は極めて困難なものとなり、わが国民の安全な帰国は不可能であったと、私は確信しています。あのような状況にもかかわらず、ウクライナ人乗組員の滞在を可能な限り安全で快適なものとしてくれた、ジョージタウン、ロンドンおよびその他の場所の関係者に、私どもの深甚の感謝をお伝えください。
また、乗組員の状況に関連して、ITFによる当大使館スタッフへのご協力ならびに定期的な関連情報の提供にも深く感謝いたします。これらの情報は、事態の推移を報告するため、大使館を通じてウクライナ外務省に伝達しております。南米におけるウクライナ国民を代表する当大使館として、今後ともウクライナ船員の利益を保護するため、このような協力関係の継続を確信いたします。
在ブラジリア・ウクライナ大使館
代理大使ロスティスラフ・トロネンコ
注:エターナルラブ1号の乗組員のために、ITFは、未払い賃金47,528米ドルおよび帰国の手配を行なった。ロンドンのITFアクションユニットは、20件以上の帰国事案に取り組み、解決に成功している。 |
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汚職:収賄
SB第15号を有難うございます。また、ITFに手紙を書く船員の名前を匿名として、船員の保護に配慮して頂き感謝します。
私は、特にSB第15号の表紙が気に入りました。この表紙は、海運に関する国際的規制体制についての深刻な懸念を強力に表現しています。
表紙の写真と関連記事について、色々と考察してみましたが、ある国が発給した海技免状または資格証明書とこれに関する船籍国海事当局による認証手続きを、保護するためには何が必要かを考えました。これには、賄賂は関係していません。
ITFのコックロフト書記長の経験と観察、さらには彼が一等航海士の海技免状をパナマから取得した際の容易さから明らかに判断できることは、現金があれば、規則を回避することが簡単に可能になることです。
SB第15号の別の記事を読んで私の心配が当っていることが分かりました。それは国際海事機関(IMO)が資格証明書を認証している国々のリスト、いわゆる「ホワイトリスト」に関連しています。この記事は次のように指摘しています。「労働組合およびITFは、ホワイトリストの原則については支持するが、船舶の安全と資格証明について多くの問題を抱えている多数の国々がホワイトリストに入ることができたのは、まったくの期待はずれであった」。
ST
セブ島、フィリピン
注:SB第15号の表紙は、25ページに掲載されている。 |
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