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2010年01〜03月 第38号 |
■ごあいさつ |
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ごあいさつ
トランスポート・インターナショナルは、国際運輸労連の機関紙です。
2010年の第1号のトランスポート・インターナショナルに、ようこそ。お気づきのように、読者のみなさんに一層お役に立つ有益な情報を提供できるよう、外観と内容を刷新しました。
本号では、過酷な状況下で素晴らしい仕事をしている多くの労組を特集しました。
経済危機のあおりで、航空関係労組は困難な時期にあります。しかし、航空労組は労働者のために勝利を勝ち取っています。どうやって?それは国際連帯と支持があるからです。ケニア航空の労働者がストライキを実行したとき、アライアンスの仲間であるオランダの労組、バーニギング・バン・ネザーランド・キャビンパーソンネル(VNC)は、「それは汚れた仕事」であるとして、代替要員として乗務することを拒否しました。これは、グローバルな連帯の重要性を物語るものです。
前回のITF世界大会で、グローバルな連帯は重要な優先事項として採択されました。以来、多国籍企業で多くの戦略的組織運動を展開してきました。最近のものとして、DHL社が上げられます。DHL社のある部門では、劣悪な状況におかれている労働者がいます。我々が運動を続ける理由は、ここにあります。ユニオン・ネットワーク・インターナショナル(UNI)とともに、労働組合の権利を全体に認めさせるよう、グローバル・フレームワーク協定のために活動しています。
最後に重要なこととして、我々は将来を展望したグローバルな連帯のための結束を築いています。昨年秋、全く違う分野の労働組合が互いの経験を共有し、学び合うという趣旨で設立されたITFサマースクールの開講10周年を祝いました。労働組合は、団結することによって力強く行動できるのです。
連帯を込めて
デビッド・コックロフト
ITF書記長 |
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