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2007年10〜12月 第29号 |
■今月のニュース |
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港湾労働者
引退する米国港湾労組会長に対し、ITFから感謝の言葉
国際港湾労組(ILA)の委員長ジョン・バワーズが、7月、米国で開かれた組合の大会で引退することになり、ITFから特別に感謝の言葉が伝えられた。
ILA大会の演説の中で、ITF書記長デビッド・コックロフトは「ITFが今日あるのは、すなわち、交通運輸産業と港湾産業が中枢をなすグローバル経済において、ITFが中心的プレーヤーになったのは、ジョン・バワーズ委員長が重要な役割を果たしてきたからである」と語っている。
さらに続けて「バワーズ委員長は、ITFの海事関係の活動に関して戦略的な指導性を発揮してきた。さらに50年を超えるFOCキャンペーンの再出発に関しては、公正慣行委員会の合同議長として、いわば生みの親とも言うべき役割を果たした」とも語る。
バワーズ委員長はILA委員長としての20年間の仕事やITF副会長と執行委員としての長年の仕事から、さらにITF港湾部会議長としての10年間の業務からも引退する。ILA委員長としてバワーズを引き継ぐのは、リチャード・ヒューズであり、新たな副委員長には、ハロルド・ダジェットが選ばれた。オーストラリア海事組合のパディ・クラムリンは、昨年南アフリカ、ダーバンのITF大会において、ITF港湾部会議長をバワーズから引き継いでいるが、ILA大会で同じくスピーチを行った。 |
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