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グローバルユニオン

2007年10〜12月 第29号
■今月のニュース
 
グローバルな組織化

「グローバルな組織化へ」、ポーランド労組に及ぶ


6月末のITFによるポーランド訪問の主要なテーマとなったのは、グローバルな組織化計画の実践である。
6月最終週、ITF のデビッド・コックロフト書記長とノルウェー運輸労組のバルト海・ポーランド・コーディネーターのジャニーナ・マリノブスカがポーランドを訪れ、ポーランドの交通運輸労組と会談した。その主な目的は、欧州の交通運輸、ロジスティクス産業において戦略的位置づけをもつポーランドで、「グローバルな組織化へ」プログラムを実践することである。
2人はポーランド独立労組「連帯」、全国労働組合同盟(OPZZ)、労働組合連合(TUF)の3つのナショナルセンター全てを訪問した。3組織全てにITF加盟組合が加盟している。現在、ポーランドの組合は公共部門の企業別組合が大半であるため、これをより交通運輸やロジスティックスに特化した産別組合に変化させていく必要があることが明らかになった。また、全ての組合が一丸となり、全産業分野で拡大する民間企業の組織化にあたることの重要性も認識された。
訪問を終え、コックロフト書記長は次のように述べた。「今回の訪問をきっかけに、ITFは、ポーランドの全ての交通運輸労組がITFに加盟してくれるよう努力している。そうすることで、ポーランドで増加する未組織労働者の組織化に取り組む足がかりができる。今、東欧ポーランドでは、労働運動が息吹き始めている」
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中央アフリカでもグローバルな組織化の戦略を討議

今月初め、コンゴ民主共和国(DRC)のITF企画会議において各国代表は、グローバルな組織化戦略を話し合った。
5年にわたる内戦のため同国では何年ぶりかになる会議であり、首都のキンシャサで、6月4日〜6日に開催された。ブルンジ、コンゴ・ブラサビレ、DRC、ルワンダから21人の代表が参加し、ITFからは小地域コーディネーターのガイ・ゲディラ・ククも参加した。キンシャサにおける組織化活動で果たした重要な役割に鑑み、ククに対する賞賛の言葉が述べられた。
コンゴ共和国の労働大臣ボニフェース・ボラ・ボライロコからは、開会の挨拶が述べられた。
参加者はITFのグローバルな組織化戦略をいかに実施していくかについての議論に焦点を当てつつ、いかなる提案も戦略の効率性の観点からは、中央アフリカの主要ハブを目標にする必要があることに合意した。主要ハブには、DRCの主要な海港マタディ、同じく同国の主要運輸回廊にあるゴマが含まれる。
ITFアフリカ地域部長のジョー・カテンディも会議に参加していたが、「マイナスの動きの連鎖」が、交通運輸労組を「すっかり打ちのめしてしまっている」と述べた。
「仕事の性格という意味でも、あらゆるレベルでより高度な連携を生むための方策という意味でも、持続可能な変化のため、しっかりした計画をたてていくことが、脅威の最中にあって、唯一実行可能な行動である」と彼は語っている。
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