国際運輸労連-ITF
メニュー トランスポート インターナショナル バックナンバー
HOME
ITFについて
ITF−所在地
リンク
ITFニュースオンライン
>> 最新号はこちら
その他ITF情報
>> 最新号はこちら
 
国際運輸労連(ITF)機関誌
トランスポート
インターナショナル >>
最新号はこちら
シーフェアラーズ
ブルテン >>
最新号はこちら
 
ITFニュースオンラインバックナンバー
ITFニュースオンラインバックナンバー
東京事務所
〒108-0023
東京都港区芝浦3-2-22
田町交通ビル3階
地図はこちら
TEL:03-3798-2770
FAX:03-3769-4471
mail:mail@itftokyo.org
>> 詳しくはこちら

グローバルユニオン

2004年1月 第14号
■今月のニュース
 
人権

ITF活動家でっちあげで逮捕て


ITFの活動家ミック・キリックは2003年10月、東ティモール警察がでっちあげた容疑で逮捕され、数日間拘束された。妨害、逮捕拒否、暴行などの罪に問われたキリックは、ITFとMUA(オーストラリア海事組合)の代表として、インドネシアから独立したばかりの東ティモールの労組結成に尽力していた。今回の事件の目撃者によると、キリックがティモール航空サービス従業員2人の解雇に対する抗議行動を平和的に実施していたところ、警察の策略で逮捕されたという。
ITFや労働団体からの抗議を経て、東ティモールの警察業務を支援している国連東ティモール支援ミッション(UNMSET)が仲裁に乗り出し、キリックは無事に釈放された。
ITFのコックロフト書記長は、「国連が国際労働界の声を聞き入れ、キリックを釈放したことをうれしく思う。しかし、今回の事件により国連の東ティモール活動には不審な点があることが分かった。活動の刷新が必要だ。でっちあげ容疑の取り下げはその第一歩に過ぎない」と述べた。
▲ ページトップへ
ネパールで組合活動家殺害される

ネパール交運労組(NETWON)の組合員で36歳の運転手、カルナ・バハドゥル・マリが、カトマンズのホテルで食事中に射殺された。目撃証言によると、警察官がマリをホテルから引きずり出し、マリの懇願を無視して射殺した。
NETWONは警察のこのような残虐行為を非難するとともに、家族への賠償を政府に要求している。
この事件は組合弾圧の風潮の中で発生した。9月初旬にはNETWONのアジャイ・クマール・ライ委員長とダルマラジュ・バハンタリ書記長が他の組合活動家とともに、民主主義の回復を要求するデモの最中に逮捕されている。ネパールでは国家と反乱分子による暴力行為が増大し、政情不安が続いている。ITFは9月のITFアジア太平洋地域委員会(APRC)でネパールの交通運輸労働者に連帯を表明する決議を採択した。
▲ ページトップへ
ベルラーシでの権利闘争

民主運輸労組(DTUTW)などのベラルーシ民主労組連合(CDTU)の加盟労組は、首都ミンスクでピケを張り、政府の労組弾圧に抗議した。この抗議運動は、CDTUのアレクサンダー・ルカシェンコ委員長が逮捕・投獄されたことに端を発している。
「ルカシェンコ委員長の投獄判決は、当局が結社の自由といった基本原則さえ認めておらず、表現の自由といった基本的な権利も尊重していないことの何よりの証拠だ」とITFのデービッド・コックロフト書記長は述べている。
最高裁による航空管制官組合(UATC)の登録取消しに抗議して投獄されていたルカシェンコ委員長は、その後釈放された。
▲ ページトップへ
 
 
INDEX
港湾労働者の勝利
欧州港湾指令却下
航空経済
2004年の航空産業の
展望と課題
シックエアクラフトをどう治療するか
目に見えない健康被害の認識を高める労組の闘い
アルゼンチン鉄道の行方
中南米の鉄道民営化事情
遺棄されて:救いの手を差し伸べてくれるのは誰?
船員が遺棄されたらその責任は誰が取るのか
利益を求めた威嚇行為
FOC船に乗組むラトビア人船員の苦難
赤信号がともされた自由化プロセス
WTOカンクーン閣僚会合でつまずいたロジスティクス会社
知っておこう
交運労働者とグローバル化
勤労生活
グローバル化と私たち
一般
 
ニュース
 
出版物
読者の声:労働者に対する暴力
 
mail@itftokyo.org Copyright (C) 2004 International Transport Workers' Federation TOKYO All Rights Reserved.