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2004年1月 第14号 |
■今月のニュース |
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鉄道
ヨハネスブルクで暴力に対抗する新しい安全基準を確保
南アフリカ運輸合同労組(SATAWU)に加入する「メトロ鉄道」従業員800人は、列車の遅延や運行停止に腹を立てた通勤客からの度重なる暴力に抗議するためにストライキを行っていたが、経営側と従業員の安全に関して合意に達した。
合意内容は、通勤客が従業員の安全を脅かしたときには業務を停止すること、列車の運行遅延・停止について乗客に情報を流すこと、緊急時のための経営陣直通ホットライン番号を警備員に与えること、ストに参加した従業員を罰しないこと(ただしスト中の給料の支払いについては交渉中)などである。
SATAWUのジョンソン・ガメデ書記長は「通勤鉄道への投資を通じて、サービスレベルを向上させて初めて、従業員と乗客の安全が確保される」として、メトロ鉄道と運輸省に早急に対策を講じるよう訴えた。 |
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