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2006年1〜3月 第22号 |
■今月のニュース |
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教育
グローバル化への対応
ITFは「トレーナーを訓練する」プログラムの一環として、グローバル化や交通運輸改革に直面する組合の教育活動を支援するために2つの教宣資料を作成した。ITFやロジスティクスについて紹介するこの資料は、組合が組合員を対象にITFの役割やグローバル経済における国際連帯の重要性等に関してセミナーを実施するのに役立つ。プレゼンテーション資料、トレーナー用のメモ、背景資料などが盛り込まれている。英語、フランス語、スペインで作成。入手を希望する人は
に連絡を。ITFのホームページ
()からもダウンロードできる。第三弾の「グローバル化と交通運輸」は近日中に発行予定。 |
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新自由主義の挑戦に対抗
スウェーデンのITF加盟組織、通信サービス労組とフリードリッヒ・エーベルト財団(FES)の支援を受けて、2005年9月にラストベルゲット(スウェーデン)で開催されたITFサマースクールには世界23カ国の組合活動家32人が参集し、新自由主義が交通運輸産業の再編に及ぼす影響について話し合った。
内容は、組合戦略や国際キャンペーンの強化、ローカルレベルの国際連帯対応能力の強化、グローバル化、ロジスティクスやインターモーダル輸送、交通運輸再編における世界銀行の役割、HIV−エイズなど、多岐にわたり、さまざまな交通運輸部門からやって来た参加者はこのユニークな機会を利用して活発に意見交換をした。
タンザニア港湾労組(DWUT)のデボラ・ルトワザ教宣・ジェンダー・コーディネーターは「われわれは民営化とそれに伴う大幅な人員削減の結果、組織化の課題に直面している。他労組がどのように組織化に取り組んでいるか、民営化をどのように経験してきたか、どのようなオルグ技術を持っているかなどについて学びたい」と語った。
スウェーデンの地方公務員労組のピーター・ラーソン全国書記は「競争激化の結果、企業はコスト削減、賃金・労働条件改悪に走っている。これらの問題に対応するために、仲間と情報交換し、ネットワークを構築することが大切だ」と述べた。 |
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