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2006年1〜3月 第22号 |
■今月のニュース |
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路面
ITF国際行動週間
10月のITF国際路面運輸行動週間には、50カ国以上のITF加盟組合が参加した。カナダ、チリ、スウェーデンでは全国的な活動が行われ、オーストラリア、ガーナ、日本、モーリシャス、タイでは、合同行事などが行われた。欧州、中央アフリカ、西アフリカでは、小地域レベルでの共同活動が実施された。
例えば、スペインとポルトガルの組合は合同で国境封鎖を実施。モンゴルの組合は、組織化キャンペーンに成功し、さらに政労使によるテレビ討論会なども行った。英国の組合では、女性組合員がドライバーのトイレの改善を求めるキャンペーンを立ち上げた。
ウガンダとケニアの組合は、今年初めて合同で活動し、2つの国境地点のトラック発着所で記念行事を行った。また、インド、フィンランド、パナマでは、港湾労働者の協力も得て活動した。一方、ブラジルの国境地帯の施設では、トラック運転手が休憩施設の欠如や警察の嫌がらせについて講演し、ブラジル、チリ、パラグアイ、ウルグアイの組合代表が参加した。
行動週間について、ITFの浦田誠・内陸運輸部長は、「グローバル化した世界では、草の根レベルから協力して闘いを上へと進めていき、一般組合員が最も重要と考える問題を取り上げるなど、労働者の組織化もグローバルに進める必要がある」と述べた。 |
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