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2006年1〜3月 第22号 |
■今月のニュース |
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民間航空
ゲートグルメ争議解決へ
米国の航空ケータリング会社ゲートグルメにより8月初めに解雇された数百名の労働者は、復職か自主退職の選択肢を盛り込んだ合意を受け入れた。
労働者は、ITF加盟組合の運輸一般労組(TGWU)が交渉の末、妥結した合意内容を圧倒的多数で承認することを決定した。解雇された労働者のうちの大部分にあたる713名の組合員が復職するか、補償金を受け取って自主退職するかどちらかを選ぶことができる。労使の合意以前は、強制退職に直面していた労働者が、今は労組に代表され、上訴手段も獲得した。また、合意前の計画では、退職者には一銭も支払われないことになっていたが、これが補償金つきに変化した。
「ITFと加盟組合が表明してくれた支持と連帯に感謝する」とTGWUの主席交渉人を務めたブレンドン・ゴールドは述べた。
ITF民間航空部会のインゴ・マロウスキ部長は、「この合意がきちんと実施されるか、TGWUは今後じっくりと観察していくだろう。ITFとその加盟組合は、必要に応じてTGWUを支援する用意がある」と述べた。 |
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