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2006年1〜3月 第22号
■今月のニュース
 
港湾

ジブチの港湾労組抑圧


ジブチで2005年9月に労働条件や不当解雇をめぐるゼネストが実施された後、港湾労働者と労組指導者が解雇および恣意的に逮捕された。
ジブチ港湾労組(UTP)の指導者11人は9月24日に港湾施設に入ろうとしたところ逮捕された。この日は、港湾局、労働大臣、UTPの三者間で争議解決をめざす話し合いが予定されていたが、港湾局はこの話し合いをボイコットすることを決めた。UTP指導者らは入港許可証を没収され、「働く自由を妨害した」ため(9月14日のストのことを指している)に解雇されたことを告げられた。
指導者の逮捕を受け、UTPが9月24日の午後10時に2度目のストを呼びかけると、165人が最悪の状態で拘束されるという事態に発展した。165人の中には、11人の指導者のうち6人が含まれていた。その後も恣意的な逮捕は続き、身を隠していたUTP書記長の自宅も不当に捜索されたとの報告が入っている。
国際自由労連(ICFTU)のガイ・ライダー書記長は、ICFTUがジブチ政府をILO第87号条約(結社の自由)および第98号条約(団体交渉権)違反でILOに提訴すると警告した。ジブチは両条約に批准している。
「使用者側は対話を拒否し、対立をエスカレートさせた。ジプチ政府が批准したILO条約に謳われている人権や労働組合権はただの紙切れではない。活動家を釈放し、職場復帰させ、自由に意見を表明させるべきだ」とITFのフランク・レイ港湾部長は語った。
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ドミニカの観光プロジェクト港湾労働者の雇用が危機

ドミニカ共和国のサントドミンゴ港で巨大観光プロジェクトが打ち上げられたために、同港の港湾労働者2,500人が失職の危機に直面している。
このプロジェクトは周辺地域の再開発を目指すものだ。既に商船用荷役スペースが撤去され、港湾労働者に深刻な影響を及ぼしている。港湾業務の消滅は、サントドミンゴ港で活動する4つの組合の消滅をも意味する。
ITFに加盟するドミニカ港湾労連(FDTP)のシルビオ・ウレーナ・メンドーサ書記長はこのプロジェクトに対する重大な懸念を表明するとともに、労働者に及ぶ壊滅的な影響が全く考慮されておらず、彼らの労働者の生活が危機にさらされていると述べた。
ITFのデビッド・コックロフト書記長はラファエル・アルブルケルケ副大統領に書簡を送り、プロジェクトの再考を促すとともに、「職を失う労働者、特に、高齢や健康上の理由で引退することになる労働者に適切な補償措置を講じる」ように訴えた。また、仕事を続けられる者に対しては、訓練や配置転換の機会を提供するとともに、結社の自由や団体交渉権を確保するように要請した。
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トラックを運転する女性たち
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海難救助で船員は犠牲を強いられている
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人間らしい働き方を目指して
歴史的なゲートグルメ争議
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エイズとの闘いに組合はどれだけ成功しているのか
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ケニア鉄道の新たなるスタート
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世界貿易はいつ約束を果たせるのか?
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