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2008年1〜3月 第30号 |
■今月のニュース |
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組織化
アフリカ労組
グローバルな組織化を誓う
アフリカ全土から集まった交通運輸労組は、アフリカ地域で組合の役割を強化していくため、ITFの「グローバルな組織化」のメッセージを広めていこうと誓った。
2007年10月にチュニジアの首都チュニスで開催されたITFアフリカ地域委員会には、ブルキナファソ、コンゴ共和国、ガーナ、ギニア、ケニア、モーリシャス、モロッコ、ナイジェリア、南アフリカ、タンザニア、ウガンダ、ジンバブエなど15カ国から22人が参加した。
参加者は、組合の役員や委員会が「グローバルな組織化」戦略の実施に果たす役割、組合教育、女性・若年労働者・一般組合員の参加促進など、「グローバルな組織化」戦略に関する一連の課題を協議した。
また、国際活動の前線で活躍する活動家の「グローバルな組織化」に対する意識を高めることや、「グローバルな組織化」に関する研究グループ、ITFのビデオ上映、公開討論などを通じて、組合の「行動力」を育てること、個人や組合の陳情・キャンペーン・交渉能力を高めるために知識を共有させることなどを誓った声明文を採択した。
この会議に参加したITFのデビッド・コックロフト書記長と議論の進行役を務めたランドール・ハワード会長は、アフリカの加盟組織による「グローバルな組織化」の実践を支援することを約束した。
ITFのジョー・カテンデ・アフリカ地域部長は、「国際レベルで、アフリカの加盟組織間あるいは他の組織との間で、しっかりとコミュニケーションをとっていくことがITFのグローバルな組織化戦略の成功に最も重要だ。今回の協議に参加した組合はコミュニケーションを自らの課題の中心に据えていくだろう」と語った。 |
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