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2005年4〜6月 第19号
■今月のニュース
 
海運

インドのオフショア労働者、未払い賃金48,000ドルを回収


インド籍のオフショア船「マラヴィア5号」の乗組員は、6年前の裁判で勝ち取った未払い賃金を未だに受け取っていなかったが、ITFに加盟するインド海員組合(NUSI)の尽力で、このたび無事に支払われた。
1999年、インドの高等裁判所はマラヴィア5号の船主に対し、乗組員9人の未払い賃金を支払うよう命じていたが、船主のグレート・イースタン社は判決を無視し、支払いを拒み続けていた。
NUSIのほか、インド船主協会やマンニング・エージェントもロビー活動や陳情に加わったため、船主は譲歩を余儀なくされ、乗組員はついに48,000ドルの未払い賃金を獲得した。
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アイルランドのフェリー会社、船籍離脱

アイルランドのフェリー会社、アイリッシュ・フェリーはコスト削減のために自社船舶の1つ、ノルマンディー号の船籍をアイルランドからバハマに変えた。これに先立つ12月初旬、同社は自社船員を低賃金の派遣労働者に置き換えようと計画し、労使紛争に発展したため、乗組員をロックアウトし、船舶の運航が停止されていた。
ITFインスペクターのトニー・エィトンは、12月下旬に実施されたノルマンデイー号の船籍離脱を「アイルランド人船員に対する侮辱」と非難し、船籍を元に戻すよう要求した。
「船籍離脱はアイルランド人船員を労働法の枠外に置くことを意味する。労働法はわが国の労働組合が何十年ものロビー活動を通じて勝ち取ったものだ。便宜置籍(FOC)制度は、低賃金、不当なマンニングレベル、劣悪な船内環境、混乗、乗組員の虐待などを通じて、コストの大幅削減を実現させるもの」と語った。
昨年6月には、複数のITF加盟組織が同社の経営不振を考慮し、年間340ユーロの賃金カットに合意しているにも関わらず、今回の事態に発展した。
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