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2006年10〜12月 第25号
■今月のニュース
 
ニュージーランド

国際連帯、ニュージーランドの配送労働者を救う


8月末、ニュージーランドの配送労働者は使用者からロックアウトされたが、一般市民や組合の支援のもと、経営に方針の再考を迫り、ついに同一賃金を勝ち取った。

ITFに加盟する全国配送組合(NDU)とニュージーランド・エンジニアリング・印刷・製造労組は、今日、スーパーマーケットの経営会社、プログレッシブ・エンタプライズ社と3ヵ年の雇用契約を締結した。これにより、3週間にわたり続いていた労使紛争が終結した。全国統一団体協約と同一賃金を求め、組合がストを打ったことから、一時は会社が労働者をロックアウトする事態も発生した。
今回の労使紛争解決にあたっては、ITFがニュージーランド海事組合(MUNZ)、ニュージーランド鉄道海運労組(RMTU)、オーストラリア海事組合(MUA)、オーストラリア鉄道・トラム・バス労組(RTBT)などのニュージーランドとオーストラリアの労組への協力要請に奔走した。これらの組合が一丸となり連帯行動や寄付活動を実施した。MUNZの組合員は、1週間につき1時間の賃金をスト中の労働者の支援にあてることを決定した。また、MUAはウールワース社(プログレッシブ社のオーストラリアの親会社)でストを実施すると警告した。
今回締結された3ヵ年契約では、オークランド、パーマストン・ノース、クライストチャーチの全国の配送センターでの同一賃金を確立するという労働者の主な要求事項が盛り込まれた。全国で賃金が統一されたことにより、最も賃金水準の低かったクライストチャーチ配送センターでは、向こう2年間に19.7%賃金が上昇することになる。
NDUのライラ・ハーレ全国書記長は、「一般市民からの圧倒的な支援が労働者に寄せられたことから、会社は先週、労働者と闘うことを断念した。会社が労働者に歩み寄り、交渉を呼びかけてきた。労働者も国内外の組合から寄せられた支援の重要性とニュージーランド人の寛大さに心を打たれている」と述べた。
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