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2006年10〜12月 第25号
■今月のニュース
 
民間航空

人種差別をめぐりストを警告


南アフリカの民間航空労組は、国有航空会社の整備修理業務における人種問題に関する報告に改善が見られなければ、ストライキを行うことを誓約した。
ITF加盟の南アフリカ運輸合同労組(SATAWU)によれば、南アフリカ航空(SAA)が所有し、およそ3,000名の雇用があるSAAテクニカルは白人男性のみをトップ経営者とする方針を維持し続けている。この方針に基づき、同社は昇進していくのに必要な訓練を黒人労働者に対しては拒否している。組合はさらに同社が雇用均等法を遵守していないと非難している。
こうした見解は、この10年間に起こった出来事、たとえば白人経営者が黒人労働者に対して言い放ったといわれている言葉「お前を白人にしてやろうと努力してきた俺の努力は全て水の泡だ。お前はカフィール族の運命から逃れられない」などを根拠にしている。SATAWUは、白人経営者には何の懲罰もなかったと非難している。
さらに組合は、同社290名の管理者のうち95パーセントは白人である一方、ほとんど全ての雑用に係る仕事は黒人が担っている。また専門工として10年も雇用されている黒人労働者は、白人同僚と異なり、全く訓練を受けるということがなく、白人の同僚は、すでに上級のポストへの昇格を果たしている。
SATAWUは、もし会社側との協議が具体的な成果を生み出さなかったときには、1ヵ月以内に無期限ストライキに入ると警告している。
SATAWU書記局長でITF会長であるランドール・ハワードは「わが国国家経済における基幹部門である航空産業は、世界に対して南アフリカが何者であるかを知らせ、また国家のアイデンティティを示すに際して機軸となる役割を果たしている。それゆえ政府の変革プログラムでは最前線に立つ責任を有する」と述べた。「SATAWUがSAAテクニカルや他の部局、SAA社の子会社における白人優位を許すことはもはやありえない。」
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