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2006年10〜12月 第25号 |
■今月のニュース |
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女性
女性参加の改善が鍵
加盟団体が女性の参加状況を改善し、そのことにより組合全体の力をも強めていこうとして、果断に行動開始するには、新たに発行されたITF情報集(パッケージ)が手助けとなるだろう。
パッケージでは、女性の交通運輸労働者の全面的な組合参加がなければ、どの組合も組織化の可能性の到達点にまで行き着くことは不可能であるとしている。しかし(現実には)何千人もの女性労働者はどの労働組合も自分には無関係なもの―活動方針を決める際にも女性の関心事に注意を払うことをしない男性支配の組織―とみなし続けることとなろう。
変化のプロセスにこつがあるとすれば、それはステップ・バイ・ステップのアプローチを取るしかないとパッケージは説明する。組合は女性組合員が誰であるか(何人いてどの仕事についているのか)及びそのうち何人が組合活動に積極的に参加しておりそのレベルはどこかを確実に知ることから始めなければならない。
次の段階では、参加のための構造作りをしていくことである。その中には、女性のためのまた女性についての恒常的な会合とフォーラム、女性委員会、女性部会とデスク、女性執行委員さらには、意思決定機関における指定席などが含まれる。
この変化を組合組織の中核で起こさなければならず、新しい有能な女性組合員を特定し、女性や若者をオルガナイザーとして活用し、かつ変わり行くメンバーの状況を反映して、組合の優先事項を定期的に見直していかなければならない。
女性とグローバリゼーションについてのワークブックとDVDを含むITF情報集「力のある組合に」を参照されたい(www.Itfglobal.org)。 |
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