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2006年10〜12月 第25号
■今月のニュース
 
エルサルバドル

民間航空労組の組合承認を求める闘い


激しい闘いが勝利に終わり、新しいエルサルバドルの労組が承認されることとなった。
組合はエルサルバドル国際空港拠点の整備会社数社に雇用されている臨時労働者を代表するSITEVMAIES労組で、この6月には同国の労働省から承認を拒否されていた。組合の申請に矛盾があるとされたためである。
その結果、ナショナルセンターの民主労働者センターが国際労働機関(ILO)の結社の自由委員会に訴状を提出した。報告によれば、このことは報復行為に火をつける結果となった。警察当局は、同連合の本部に7月5日に押し入り、教宣担当のダニエル・エルネスト・モラレスを逮捕、彼は拷問を受けたとされる。
2千ドルの現金、電子機器とSITEVMAIESの創設者に関する極秘文書を含む書類も押収されたと報告されている。モラレスは、ICFTU-ORIT書記長、ビクトール・バエズを初めいくつかの抗議書簡が大統領に送られたのを受けて、7月12日釈放された。
さらなる国際的圧力があり、エルサルバドル政府は結局譲歩した。アメリカ合衆国の組合組織であるAFL-CIOが、合衆国大使館にエルサルバドル政府が組合承認を拒否した理由を調べるよう要請したのである。米国は中央アメリカの労働省に対する援助プログラムの一環として巨額の資金貸与をしている。組合は7月24日、正式に承認された。
SITEVMAIESは、ITF加盟のSITEAIESの支援を受けてきており、SITEAIESは複数の会社をまたがった組織を認めた法律の下で初めて創設された組合としてSITEVMAIESが設立されるのを援助した。
SITEAIES書記長のダゴベルト・ラミレスは連合本部での伝えられた出来事や組合承認の拒否について言及し、「今回の事件は、エルサルバドルという国の反組合主義を暴露しただけでなく、国際連帯なくしてこの喜ばしい成果は達成されなかったことを示している。この組合は、わが空港ひいては、わが国の労働組合組織強化に必ずやつながっていこう」と述べた。
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