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2009年10〜12月 第37号 |
■今月のニュース |
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女性
アジア太平洋地域委員会
女性議席の誕生
ITFアジア太平洋地域総会で、同総会に先立って開催された女性会議の勧告が採択され、ITFアジア太平洋地域委員会・部会に女性議席が新たに創設され、女性活動家の声がより反映されることとなった。
同女性会議は、特に世界経済危機の影響を考慮し、女性の組織化に力を入れるよう、組合幹部に訴えた。世界経済危機の女性労働者に対する影響は深刻で、仕事を失う割合も男性に比べて多い。
「新たに選出された女性委員は、アジア太平洋地域の加盟組織がこれらの課題に対応し、力をつけるのを後押ししてくれると確信している。アジア太平洋地域や部会で女性委員を選出することは、未組織の女性交運労働者の組織化という地域戦略にも合致する」と、ITFのアリソン・マクガレー女性コーディネーターは述べた。
同女性会議は、組合が女性をオルガナイザーや交渉担当者に登用し、団体交渉でジェンダーの問題を取り上げるべきだと結論づけている。
地域および小地域のレベルで、組合やITFの活動に参加する女性は増えているが、アジア太平洋地域委員会には女性委員がほとんどいなかった。ITFは近い将来、各加盟組織の意思決定機関に、より多くの女性が加わることを期待している。
新たに選出された女性委員は、ムンバイ運輸港湾労組(MTDU)のカルパナ・デサイとマレーシア航空従業員組合(MASEU)のポーリン・リム。 |
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