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2008年7〜9月 第32号
■読者の声
水産部門の主要課題
■インドネシアには、約4万人の漁船員がいる。これに加え、国際的に、日本、韓国、中国等の外国籍船に乗り組む船員が約1万5千人いる。欧州海域にもいる。国際的には、ほとんどの場合、諸条件は非常によいが、国内では多くの問題に直面している。まず、組織するのが難しい。インドネシア国内でIUU(違法・無報告・無規制)漁業に携わる外国船主の問題もある。この業界では、多くの問題が、縁故主義、汚職、犯罪の影響を受けており、船主は組織された乗組員を望んでいない。我々がITFに加盟している理由の一つは、組合員のためによりよい基準や雇用条件を設定するのを助けてくれるからだ。
水産資源の保存に関しては、政府と業者の間で会議が開かれている。乱獲が心配だ。気候変動の問題もある。その意味で、2007年12月に、わが国で国連気候変動会議が開催されたことは大変うれしいことだった。
インドネシア船員組合(KPI)委員長
ハナフィ・ルスタンディ
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■国際労働機関(ILO)で雇用条件に関する新条約が採択されたことを、非常にうれしく思っている。もっとも、発効するまでには、十分な国の批准が必要だが。
水産部門では女性は少数派で、一般的には、この産業の周辺部分で雇用されている。そのほとんどが、貝の養殖工場や水産加工分野に従事している。これらの仕事でさえ、労働条件は過酷なことが多い。だから先進国では、女性だけでなく、多くの男性からも、水産の仕事は倦厭されているのだろう。
スペイン労働総同盟(UGT)女性・平等部長
エレナ・ロドリゲス
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■水産業の主要な問題はIUU漁業だ。この問題は全ての人に影響を及ぼす。IUU漁業のせいで資源が減少しているばかりか、IUU漁業との競争にさらされ、適正な労働条件を求める努力も阻害される。例えば、バレンツ海の総漁獲量の3分の1は、違法漁業によるものとみられている。IUU漁獲物のほとんどが海上で冷凍された後、中国に運ばれて加工され、世界の市場に出回っている、と我々はみている。アイスランドで冷凍され、中国に運ばれた後、「メイド・イン・アイスランド」のスタンプを押されてアイスランドに戻ってきた、という報告もある。
IUU漁業の問題は、各国で取り組むと同時にグローバルに取り組まなければならない。違法漁業を根絶しない限り、漁船員として持続可能な方法で生活を維持することは不可能となる。
昨年、新たなILO漁船員条約が誕生した。今、批准を求めて活動している。4〜5年のうちに発効することを望んでいる。発効すれば、漁船員の労働条件は大きく変わってくるだろう。未批准国にも、「同等の条件」条項が適用されるのだから。
ノルウェー船員組合(NSF)副委員長
ITF水産部会議長
ジョニー・ハンセン
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インタビュー:エディー・ディクソン。
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