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2006年7〜9月 第24号
■今月のニュース
 
鉄道

アルゼンチンの鉄道運転士 賃金と労働条件で勝利

組合員がストを実施すると警告した結果、アルゼンチンの鉄道運転士が賃金と労働条件に関する産別協約を勝ち取った。
全国の鉄道会社で働く運転士を代表するITF加盟の鉄道運転士組合の組合員は、使用者側が全鉄道会社に共通の協約を適用しなかったことを受け、首都ブエノスアイレスで鉄道旅客輸送会社と争議に突入した。
しかし、スト実施を警告したことで、各社との協議が進み、最終的に組合の要求が完全に受け入れられた。要求事項には、全鉄道会社に適用される産別協約の締結、全運転士の賃金の公平性、組合の技術学校を通じた同一訓練の実施などが含まれている。組合は労働時間の短縮についても重点的に交渉を行った。
ITF内陸運輸部会の浦田誠部長は「目覚しい功績だ。アルゼンチンの鉄道システムは民営化と運行の委託により、20年近く分断されてきたが、今回、組合が強力な交渉力を回復することができた。この例が世界中の労働者たちを鼓舞してくれるものと願う」と述べた。
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ITF国際鉄道行動日

今年もITF国際鉄道行動日に、世界中の交通運輸労組が鉄道の安全を促進するため、一斉にキャンペーンを行った。
3月27日、25カ国、30以上のITF加盟組合が、安全問題などの重要な問題に焦点をあて、鉄道行動日を実施した。ザンビア鉄道労組は、カブエの町をデモ行進し、締めくくりに行われた集会では運輸大臣が演説した。ロンドンでは、鉄道・海事・運輸労組(RMT)が計画されている地下鉄消防規則の緩和に反対するキャンペーンに力を入れ、副首相官邸前で抗議デモを行った。
香港運輸労組連合は、行動日を利用して、プラットフォームの網扉が原因で最近発生している深刻な事故に焦点をあてた。一方、オーストラリアでは、鉄道・トラム・バス労組がシドニーの鉄道駅で集会を開き、郊外の鉄道駅に使用されているアスベストを除去するためのキャンペーンを立ち上げた。
モロッコ運輸労組も、職場の安全と社会的対話に関する円卓会議などの一連の活動を実施した。会議には約200名の組合代表者が参加し、現場での経験談に耳を傾けた。
ITF内陸運輸部会の浦田誠部長は、「鉄道の民営化がますます進む中、利益が安全より優先されることがないよう、鉄道産業内に安全文化を再構築していく取り組みに組合も参加することが極めて重要だ」と語った。
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