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2006年7〜9月 第24号 |
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組合の力を回復させるグローバルな組織化 来る8月、南アフリカ共和国ダーバンにおいて、ITFは第41回世界大会を開く。ITFの大会がアフリカで開催されるのは、初のこととなり、しかるべき歴史的な大会となる。
現在、我々は国際組合運動の分岐点に差し掛かっている。大会のテーマは、「グローバルな組織化へ」である。このテーマは、世界中の労働組合が直面している基本的な問題に関して言及している:
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組合員の減少と組合の弱体化 |
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グローバリゼーションによる製品の生産方法と労働組織の基本的変化 |
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職場における社会正義の軽視 |
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グローバルな生産と世界的サプライ・チェーンへの依存が世界経済の中で交通運輸労働者を戦略的な位置に据えていること |
職場組織を再構築する必要性が緊急であることをますます多くの組合が認識している。しかし、国際労働運動は、国レベルでの労働組合運動が再構築されるまで待機しているものではなく、その過程のまさに一部なのである。今日では、国内の組織化は、グローバルな組織化が存在することによって初めて効果的となる。
交通運輸労働者は、新しいグローバル化された経済によって新たな国際労働組合主義確立の可能性を獲得した。我々は、これを成し遂げるために組織化戦略を展開させる必要がある。しかし、とりわけ、我々自身が決断力と意思を持ち続けることが必要である。 |
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