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グローバルユニオン

2006年7〜9月 第24号
■読者の声
 
あなたにとっての「グローバルな組織化へ」とは?

世界大会のテーマに対する読者の意見

わが国の交通運輸労働者、特に過去20年以上にわたり、われわれの港湾と労働者の権利を守るために闘ってきた港湾労働者はある教訓「組織化と国内・国際レベルでの労組の連帯こそ、われわれの崇高な大義を守るための闘いで時宜にかなった勝利を収める唯一の手段だ」を学んだ。この意味でも、第41回大会のスローガン「グローバルな組織化へ−権利のための闘い−」はわれわれのモットーそのものだ。

FENTENAPU(ペルー)
アドルフォ・グラナディーノ

「グローバルな組織化へ」は世界中で見られる雇用保障の低下からくるリスクを暴露することだと思う。
世界規模の「雇用保障デー」を組織すべきだ。ITFは外注化、アウトソーシング、雇用契約変更等の動きを阻止するために最大限の努力をしてほしい。
最も重要なのは、労働法制に対する構造的な変化を食い止める圧力をかけることだ。インドでは最近、最高裁が国営航空・鉄道の民営化促進を許可したほか、政府は人員削減問題に関して組合と協議する必要はないという判決を出した。司法機関によるこのような介入は交通運輸労働者の雇用保障に大きな打撃を与える。ITFとその加盟組織は大規模な抗議行動を行うべきだ。

セクンデラバード(インド)
中南部鉄道マズドール労組(SCRMU)書記次長
Vバギャバティ・ハリナス

私にとって「グローバルな組織化へ」は、肌の色、文化、人種、性別、宗教に関係なく、世界の全ての労働者がお互いを巨大なファミリーの一員とみなすことだ。しかしその前に、国内および地域内での組織化が不可欠だ。働く権利は最も重要だ。これがあってこそ他の権利を享受することができる。世界のどこかで権利が侵害されれば、他の場所にも波及する。われわれは「世界の恒久平和は社会正義に基づいてのみ達成可能」というILOのテーマを支持すべきだ。

ATSSAN(ナイジェリア)
ハリマ・イブラヒム
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オーストラリア海事組合(MUA)はダーバン大会に30人の代議員を派遣する。この中には一般組合員18人が含まれている。その内4人に話しを聞いた。

「グローバルな組織化へ」は全ての人を一つの旗の下に結集させる。数が多ければ多いほどよい結果が得られる。そのためには人々の評判と信頼を勝ち取らなければならない。今回、大会参加の呼びかけに手を挙げたのは、ITFについて学び、視野を広げ、大会から帰ってから、より有能で活発な職場代表になりたいと思ったからだ。オーストラリアでは新しい労使関係法が制定され、団結の必要性がこれまで以上に高まっている。ローカルレベルの組織化がうまくいかなければ、国境を越え、勝利に向けて世界レベルの組織化を行う必要がある。

ポートケンブラニュー(サウスウェールズ州)
トールスコット・カーター(港湾労働者)

これまでずっとFOCキャンペーンに携わってきた。港湾労働者であれ船員であれ、ITFへのコミットメントと世界中の労組の団結が最も重要だ。「グローバルな組織化へ」は世界の組合活動家が自分たちのため、家族のため、子供たちのために共に闘うことだ。

ブリスベン(クイーンズランド州)
パトリック/トール、マリタイム埠頭
マーク・ラング(港湾労働者)

多国籍企業はグローバル化しているのだから、われわれも他の組合と共にグローバル化するのが賢明だ。外国人船員から食事、労働条件、賃金未払いなどの話を聞く。誰もが公正な賃金を受け取り、無事に家に帰り、家族の面倒を見る権利を持っている。どこの国であろうと、仲間の船員を助けるために最大限のことをする。お互い助け合うことが大事だ。 ITFの大会に一般組合員が参加することは重要だ。現場の労働者にメッセージを伝えるのはわれわれ一般組合員なのだから。大会から戻ったら、「われわれは一人じゃない。同じ問題に苦しんでいる人は他にもいる」というメッセージを伝えたい。

クイナナ(ウェスタン・オーストラリア州)
淡水化工場、はしけ・リグ担当
ジャック・マケーブ

国際運動が求められている。企業は買収し合い、競争力を高めている。われわれにも同じことが求められている。組合役員がかけた橋を渡るのはわれわれだ。世界で起きていること、他港の仲間たちがわれわれのためにしてくれていること、われわれが彼らのためにできることを大会から持ち帰りたい。

P&O(DPワールド)、ポートボタニー埠頭
マイケル・マーケト
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