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2006年7〜9月 第24号 |
■今月のニュース |
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ネパール
殺害された活動家の追悼式 ネパールの首都カトマンズで、ネパールの民主主義回復に対する組合員の貢献を讃える記念式典が行われ、4月のデモの最中に殺害された2名の運輸労組の活動家の追悼式も行われた。
スラジ・ビスワスとプラドゥマナ・カドカの2名のタクシー運転手は、それぞれ4月19日、20日に行われたデモの最中に治安部隊により射殺された。ジャーパ出身のビスワスは、ITFに加盟するネパール運輸労連(NYMS)に2年前から加入しており、カトマンズ出身のカドカも、1年半前にNYMSの加盟組合、ネパールタクシー運転手組合に加入していた。
この他に7名の組合員が負傷した。 ネパール会議派のシャカール・コイララ中央委員やネパール労働組合会議のラクスマン・バスネット会長もこの式典に参加した。
NYMSのアジャイ・ライ委員長は、「ネパールの民主主義のために闘った二人の活動家の苦難が無駄になることはない。何千人という労働者が鼓舞され、労働基本権や人権を守るために立ち上がることだろう」と述べた。 |
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