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2006年7〜9月 第24号 |
■今月のニュース |
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女性労働者
ヨルダンの女性労働者 権利を獲得
ITFの「世界の女性交通運輸労働者」キャンペーンの一環として、女性労働者が重要な権利を勝ち取るに至った。同キャンペーンは、女性労働者の重要な権利を確保した3月8日の国際女性デーを記念するものでもある。
航空運輸・観光一般労組(GTUWATT)の女性委員会の代表者がロイヤルヨルダン航空の会長と会見し、女性労働者の平等を訴えた。その結果、女性労働者の配偶者医療保険、離婚した女性および寡婦のための家族手当、女性従業員のための育児手当など、主要手当に関する交渉に成功した。
ヨルダンの他にも、世界60カ国で活動が行われた。インドのコルカタでは、インドとバングラデシュの加盟組合が共通の問題について合同セミナーを実施した。また、ブラジルでは、路面運輸・鉄道労組が社会における女性の役割についての講演・討論を行った。
一方、コンゴ共和国も労働組合にはより多くの女性を組織することを、また女性には指導的立場につくことを奨励する活動を実施した。フランスでは、フランス民主労連(CFDT)とフランス労働総同盟(FO)の加盟組織がパリの鉄道駅前で集会を行い、女性鉄道労働者の組織拡大を訴えた。
ITFのセーラ・フィンケ女性部長は、「これほど多くの組合が国際女性の日に参加し、女性交運労働者の基本権のために闘ってくれていることは実に喜ばしい。ヨルダンの例からも、組合がキャンペーンを強化すれば大きな成果を上げられることが示された」と語った。 |
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